4.他人のプライバシー・名誉を侵害してはいけません
肖像権と同じく、個人のプライバシーに関わる情報(他人に知られたくない個人の私生活に関する情報や住所、名前などの個人情報)についても、他人が許可なく公表したりすることはできません。また、個人の人格や名誉を傷つけてはいけません。
プライバシーに関する情報をその人の承諾なく勝手に公表する行為は、他人のプライバシーを侵害する行為となります。動画投稿サイトの場合、その動画を見れば他人のプライバシーが間接的にでも分かってしまうような動画をインターネット上にアップロードすることが、これに当たります。
また、その動画をアップロードすることが、映っている人の人格や名誉を傷つけるような場合にも、権利を侵害する行為となります。
自分の知らないところで、プライバシーに関わる情報が他人に勝手に公表されたり、名誉を傷つけたりするような動画が動画投稿サイトにアップロードされてしまうと、その人やその周囲が様々な被害を受けることになってしまいます。動画投稿サイトに投稿するための動画を撮影する場合や、動画を動画投稿サイトにアップロードする場合には、その動画が他人のプライバシーや名誉を侵害しないように、十分に気をつけましょう。
動画投稿サイトに動画をアップロードする際のチェック項目
- 動画の中に、他人のプライバシーに関する情報が含まれていますか?
- 動画を見た人が、結果として他人のプライバシーに関する情報を知ることができる内容になっていませんか?
- その人の承諾なく、他人のプライバシーに関する情報を公表してしまうような内容になっていませんか?
- 他人の名誉を傷つけてしまうような内容になっていませんか?
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