vol.11 ニコニコ超会議号ニコニコ超会議へ 高崎線
やっと出発して暫く走り7:05に高崎に到着します。
ここからは高崎線に入ります。
高崎線は大宮と高崎を結んでいる幹線動脈で、明治17年に日本鉄道という民間の会社が開通させました。お弁当を食べながら、朝の関東平野の車窓風景をお楽しみ下さい。
だんだんと建物が建て込んできました。この高崎線沿線は最近ではベッドタウンとして東京への通勤圏となっており、上野発の列車の他、湘南新宿ラインと愛称で呼ばれる湘南からの直通列車も頻繁に運転されています。
8:54に大宮駅に到着しますが、その手前右車窓に大きな建物、そしてその前にいくつかの停まっている列車の姿が眺められます。
これが『鉄道博物館』です。鉄道博物館では鉄道史上大変貴重な資料や実物車両の他、鉄道の仕組みを学べるラーニングゾーンやレストランなどがあり、子供から大人まで楽しめる施設です。特にお勧めは運転シミュレータ。実物車両を使った209系、211系電車シミュレータの他、本物そっくりに再現された世界で唯一のD51形蒸気機関車シミュレータがあります。そして運転の基礎から信号の見方、ブレーキの扱い方までを指導員に教えてもらいながら体験できる、運転士体験教室という体験型シミュレータ。これらは、向谷実率いる音楽館が製作したものです。皆さん、是非ご来館下さい。
8:57大宮駅を発車します。もう上野駅までは後わずか。名残を惜しむ前に荷物の片づけを始めましょう。
9:20頃、尾久に近づくと右側に大きな車庫が見えてきて、何本もの列車が休んでいるのを見ることが出来ます。ここはJR東日本尾久車両センター。上野駅はもう直ぐです。
大阪からの長旅、お疲れ様でした。9:25、上野駅14番線に到着です。お忘れ物の無いようにお降りください。ゴミはデッキのゴミ箱またはホームのゴミ箱に捨ててください。
上野駅は今や日本では貴重になりつつある頭端型ホームが並ぶターミナル駅です。規模は全然違いますが、ヨーロッパのターミナルでよく見かける方式ですね。前の方の改札に向かう途中に振り返って見てください。何本もの列車が並んでいるのが見えるかも知れません。
ニコニコ超会議号、最後の見所です。
上野駅からはシャトルバスで超会議会場にご案内いたします。
超会議号を降りた後も、鉄道ブースにてJR九州協力のもとに行われる「485系公開解体買付ショー」や「引退した本物の運転台を使ったトレインシミュレータ」などイベント盛りだくさん!
食べきれないほどの"鉄分"を補充して下さい!